未踏プロジェクト

はじめまして、yonekawaと申します。
FTEXTのメンバーになっていますが、実は教科書作成には全然関わっていません。
職業がプログラマなので、主にftext.orgサーバーの運用面や、
問題データベースのプログラムなどでお手伝いをさせていただいてます。


そもそも僕がFTEXTに関わることになったのは、IPA主催の未踏プロジェクトがきっかけでした。
2005年度下期にFTEXT代表の吉江さんが採択された、「Yosemite」というプロジェクトでお誘いを受け、開発に参加しました。


「Yosemite」はFTEXTの活動と似ていて、インターネット上で不特定多数の人の力を使って文章を書くというソフトウエアです。
恐らくこう聞くと、大抵の方はWikipediaを想像すると思います。確かに方向性は似ています。
Wikipediaとの決定的な違いは、作成される文章が全体として「物語性」を持つことです。


教科書のように、順序立てて構成されたものを不特定多数で書くというのはなかなか難しいテーマです。
FTEXTでも良い教科書を作るために何度も試行錯誤を繰り返しています。
これがインターネット上のソフトウエアとなると、どこの誰かもわからない人が大勢参加するので、一貫性を保つのが更に困難になります。
Yosemiteはそれを解決するために開発が進められました。


成果報告が終わり、現在開発は中断しています(どうやらサーバー上にも無いみたい)
個人的にはやり残したことがあるように思うのでなんとかしていきたいです。
機会があれば皆さんに公開できると思いますので、どうぞご期待ください。